10/27 使う遣う配る(き)

『気を使う』『気遣う』『気を配る』。
これらは人間関係を築く上でとても大切です。
しかし気を使い過ぎたり、
自分の許容範囲を越えてしまうと
疲れてしまいます。
今、自分の持っている『気』を
使い過ぎたり、遣い過ぎたり、配り過ぎたりするからです。
そしてこれらを強め過ぎるということは
他人の心を強く推測してしまい、
不安な妄想がどんどん膨らみ
頭の中を駆け巡り、せっかくこの世にやってきた
大切な人生が小さくなってしまいます。
それは他人の人生を生きることになってしまいます。

それは『この人のために生きよう』とか
『わたしはこの人をなにがなんでも愛します』
『多くの人のために人生を捧げよう』ということと全く異なります。
これらの思いは決意し、宣言しています。
だから困難や不安があっても強い決意と、魂で叫んだ宣言で
払拭できます。

『気を使う』『気遣う』『気を配る』。
とてもとても大切ですが
許容範囲をこえることはコップから水が溢れ出すことと似ています。
ダムが欠壊するのと似ています。
もし今、『気』を使い過ぎ、遣い過ぎ、配り過ぎて
疲れているのであれば『相手がどう思うか』もしくは
『人からどう思われるか』ということに多くの時間を
使っている合図です。

後悔しない人生を。

合掌。

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by hal-min | 2008-10-27 23:12 | こころ


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