4/3 否定(ひてい)

自らの内側のある一面を否定していると
現実世界で否定する現実が起きる。

例えば『短気になることはいけないことだ』と
短気を思いの世界で否定すると
必ず短気な人が現れたり、
身近な人が短気になったりします。
もしくは自分自身が短気になります。
気が付けば回りには短気な人ばかり集まっています。

他にも『犯罪を犯すことは絶対にいけない』という
思いもそうです。
犯罪はもちろんいけません。
しかしそのような思いを強烈に持ち過ぎると
テレビをつけても新聞を見ても
残酷なニュースや許し難い犯罪の情報ばかりが
飛び込んできます。
そして『犯罪を犯すことは絶対にいけない』という思いが
さらに強くなり、同時に許せない気持ちも強くなり、
ちょっとミスした人までも許せなくなります。
もしくはちょっとミスした自分も許せなくなり、
責めてしまいます。

このように『絶対○○しなければならない』や、
『人として間違ってはいけない』、
『失敗はいけないことだ』という思いが強過ぎると
現実世界で否定することがどんどん起きます。

なにも道徳心を捨ててしまったり、
ルールなんて守らなければいいという意味ではありません。
地球上で自分一人であればそのようなものは不要だと
思いますが、人が一人以上になると社会というものが発生し、
同時にルールというものも発生します。

身内でも学校でも会社でも何らかのグループや
気心知れた仲も人が複数になるので社会が発生し、
ルールが発生します。
しかし私たちは肉体という着ぐるみを
まとっている以上、完璧ではありません。
必ず失敗や間違いを犯します。
なので時には『あぁ、あんな人もいるよね』
『中にはそんな考えの人もいるよね』
『あんな生き方もあるよなぁ』と少しでも
思ってみると自分自身に対しても
『こんなときの自分もアリだよな』
『こんなときだってあるよ』と思えるようになり、
どんな自分も認められるようになります。

つまり否定的な気持ちが減り、
否定的な現実も減ってきます。

一人でも多くの方から否定的な思いが
なくなり、楽になりますように。

合掌。

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by hal-min | 2009-04-03 23:59 | スピリチュアル


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