「信じることはバカげてる」とエゴは言う。
「信じるよりも疑えば楽になる」とエゴは言う。
「許すと相手はつけあがるぞ」とエゴは言う。
「裁くことこそ身を守ることだ」とエゴは言う。
「身近な奴ほど疑ってかかれ」とエゴは言う。
矢印のようなしっぽを生やしたエゴは毎日毎日言ってくる。
しかしこのような声も聞こえてくる。
「信じてみようよ。それは自分を信じることにもなるんだよ」。
「疑うことこそ孤独や寂しさや怒りに支配され、楽にはなれない」。
「許すことは過去に囚われた自分を自由にすることだよ」。
「身近な人はたとえ一瞬でも信じたから身近にいるんでしょ」。
「思いきって自分も人も何もかも愛してみよう」と愛は言っている。
背中に羽根を生やした愛は毎日毎日言っている。
私たちの胸の中ではエゴと愛が戦っているように思っている。
でも背中に羽根を生やした愛はそんな言葉巧みなエゴをも愛している。
愛は何もかもが愛おしいことを知っている。
誰の胸の中にはエゴと愛が存在している。
どちらの声に心の耳を傾けるかだ。
■霊視・浄霊・ヒーリング・岸田天道ホームページ(PC用)はこちらから>>>■
PRサイト
催眠療法のHPはこちら