1/20 我(が)

何年も前ですが、ある方と会話中、その方はこんなことを言っていました。

『自分は【私の○○】とかは思わないようにしています。
以前はその反対でしたが疲れたのに気付いた。
代表的な例でいえばマイホーム、マイカーなどです。
たしかに自分で買ったのだから自分のもののように思えます。
しかし、税金を払うのをやめれば誰の物か分かります』と。

この時の言葉はとても印象に残っています。
この思いが強くなってくると『物』から『人』に対しても
同じように思ってくるだということに気付かされました。

憧れている人、普段接している人がいたとします。
その人が自分以外の人と親しそうに話している場面を見かけます。
【自分の○○】という『所有』の思いが強まっていると、
誰かのものと思えてしまいます。
『所有』の思いを強めているときは大抵いい気分がしません。
嫉妬であったり、取られた、奪われた、という気分になってしまいます。

『私の夫(嫁)』『私の彼氏(彼女)』『マイホーム』
『マイカー』『私のパソコン』など、
無意識に言葉にしている【俺の、私の、僕の、自分の】は、
所有の思い、反対に『失いたくない』という気持ちの現れなのかもしれません。

出来事もそうですね。
【俺が(俺の方が)、私が(私の方が)、僕が(僕の方が)】と言いたくなる
場面も結構あると思います。
『自分【が】これだけ頑張ったのに!』
『自分【が】これほどまでにしてきたのに!』と。

そこで昔の人はスゴいなぁと思ったのは、
『俺が(我)俺が(我)の我を捨てる』という、形はないですが
素敵な言葉のプレゼントを我々に残してくれたということです。
時には『我』を出さないといけない時もありますが、
そのときは人生を左右する出来事でいいんじゃないかなと。

今日は全く違う事を書こうとしていたのですが、
書き出したらそのこととは全く関係ない話になってしまいました。
いつも話がそれてすんません!

霊視・浄霊・ヒーリング・岸田天道ホームページ(PC用)はこちらから>>>■

ちょっと体験!45分電話セッション■のページはこちらから>>>■

■全てのお問い合わせはこちらから>>>■

■PRサイト
催眠療法で悩みを解決する方法を無料で教えます。
by hal-min | 2010-01-20 22:52 | スピリチュアル


<< 1/21 果(ぜんいんぜん... 1/19 机・部屋・タンス... >>