６／３ 所有（しょゆう）

『あの人の物（者）』
『自分の物（者）』
この感情が強まっているときは
比例して『所有』という概念がさらに強化されている。
そして嫉妬心というものも増幅する。

物でもそうです。
普段から大事にしていなかったものでも
誰かが『あっ、これ良い！ちょうだい！』なんて言われたりすると
惜しくなったりあげたくなくなったりする。

人でもそうです。
身近な人や、回り回って誰かがハッピーになったという
話を聞くと祝福せず、「なんで他の人ばっかり」と思う。
他にも仲の良い友達が他の人と親しくしていると
嫉妬心が出ることもある。

『所有』という概念を強化していくと
そうなれます。
といっても誰もそんな気分になる自分を望んでいませんよね。

ではそのような嫉妬心はどうすれば
なくなってくるのか。
嫉妬心が最も恐れるのは【祝福の気持ち】です。
エゴが恐れるのは【祝福の気持ち】です。

うまくいっている人がいるのであれば
『よかったね！私もうれしい』と思うのです。
それに対して嫉妬したり妬んだりするということは
自分の理想としている姿や夢を破壊していること、
または遠ざけていることになります。

全てに祝福を！

合掌。

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