６／１ 『空（くう）へ』（くうのじょうたい）

何事も考えだすとキリがないときがあります。

でも、人は一日に何度も何度も思考するのだから
何も考えないようにしようとか、
つまらんことは考えないようにしようと
無理する必要はないのです。
無理してまで気になることを
考えないようにしようとすればするほど、
無意識に全パワーをそれに集中しているのです。
それは非常に疲れてしまいます。

ではこうしてみてください。
無意識にではなく、
意識してそれに集中して考えてみてください。
不安なことでも心配なことでも。
答えの出ないことに意識して考えていると
やがて心はそれに飽きてきます。
『なんか。。。もういいわ』って。
その瞬間が不安や心配への
執着を手放した瞬間です。

他にも、つまらんこと、どうでもいいことも
湧き水のように出てくることもあるでしょう。
そんなときもそうです。
【つまらんこと、どうでもいいこと】に
心が飽きるまで考えてください。

どんなしょうもないことでもいいのです。

『めっちゃ猫背な犬ってどっかにいるんやろか。。。』
『お姫様だっこをしてほしいと思っている王子様ってこれまでいたんやろうか。。。。』
『ゴマ粒ほど小さいゴマってどれくらいの大きさなんだろう。。。』
『めっちゃ福耳なのに貧乏なじいさんってそういえば昔近所にいたよなぁ。。。』
『スズメの涙ほどしか涙を流さないスズメってどんなんやんねん！。。。』

このようなしょうもないことでもいいのです。

次は不安なことも出てきますか？
その次は心配なことも出てきましたか？
同時につまらんことも出てきましたか？

それでいいのです。
大いに結構です！

無理にその思考を消す必要はありません。

さぁ、湧き水のように溢れ出す思考と
目が合ったら心が飽きるまで
意識して向き合ってください。

瞑想をしたことのある方なら経験があるはずです。
落ち着こうとすればするほど
次から次へと邪念や雑念が出てきますよね。
無理に振り払おうとすると
その渦に飲まれますね。
寝付けないときに無理に寝ようとすると
神経が高ぶってよけいに眠れなくなるようなときとも
似ていますね。

でも溢れ出る邪念や雑念（エゴ）と向き合って
『もういいや』と心が飽きたときに
全てと溶け合っている状態（『空（くう）』の状態）に
達しませんでしたか。

宇宙の偉大なパワーを感じませんでしたか。
魂というエネルギー体と
宇宙というエネルギー体は繋がっていると
感じませんでしたか。

人は一日に何万回も思考する脳みそを
授かっています。
ポジティブな思考、
ネガティブな思考、
どうでもいい思考、
振り払おうとするものほど
向き合ってください。
どんな自分もひっくるめて自分なのですから。

心が飽きるまでどうぞその思考に
焦点を当ててください。
もう一度書きます。
心が飽きるまでですよ〜。

まだ書きたいのですが
長くなりそうですね。。
すんません。

最後まで読んでくださって
感謝いたします。

『今日も幸せです。ありがとう。
明日も幸せです。ありがとう』

合掌。

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