心はコロコロとあっちに行ったり
こっちに行ったりします。
未来に行ったと思ったら近い過去や遠い過去、
誰かの所に行ったりと
コロコロコロコロ転がります。
じっとしてくれても数秒ほどでしょう。
そんなとき、『落ち着かないと。。』とか
思う必要はありません。
そんなこと思うと心はさらにじっとしませんから。
小さい子供とよく似ていると思えば良いんです。
例えば、じっとしていない子供に
『じっとしていなさい!』と言っても
じっとするのはせいぜい数十秒ほどでしょう。
心も同じです。
ではどう言えばじっとするでしょう。
短くて明確な言葉なのです。
単に、『じっとしていなさい』だけでは
いつまでじっとしていればいいのか分かりません。
これではまだ明確ではないのです。
自分の心があちこち行ってじっとしていなかったら
こう言うんです。
『今、じっとしていなさい』。
これは非常に明確です。
しかも短く分かりやすいですね。
何かに集中しようと思ったとき、
なかなか集中できないときは
自分の心に『今、じっとじていなさい』と指示するんです。
すると心は言うことを聞いて、
目の前のことに集中できます。
”今”に”心”を置くということです。
その状態が『念』(が入っている状態)です。
”念”とは、”今”に”心”を置くと書いて”念”になります。
念じるときはとても集中していますよね。
”今”に”心”を置いているんです。
こころがチョロチョロしだしたら
『今、ここにいなさい』です^^
合掌。
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