12/15 断る勇気

私たちにはいろんな人間関係があります。

お互いのことを包み隠さず言えたり、
時には親のように叱ってくれたり
違ったことを正してくれたりするのは親友といえるでしょう。
そして、本当の親友や友は不思議と自分から『私たち親友だよね(友達だよね)』ということは決して言いません。

お互いがそんなことを確かめ合わずとも
信じているのだと思います。
”親友”であり”信友”なのだと思います。

そのような人は人生で一人か二人現れたらいい方です。

もしかしたら今世ではあと一歩だったとしても
今世での関係の下積みがあるので
来世では本当の親友になれるかもしれませんので
親切にしてくれる人、きちんと叱ってくれる人がいたらその縁は大事に大事にしてくださいね。

もう一つ注意しなければいけないのが”友達のフリ”をしてくる人です。
一番厄介なのがその人との人間関係です。

普段から親しいけどもこちらの秘密は聞いてくるけど
自分のことは話さないとか
その人がどこかで自分に利益がある話を聞いてきたら
やたらと誘ってきます。
優しい人は『断ると嫌な気分にさせるかなぁ』とかあれこれ考えて
断れずにその誘いに乗ったりしてしまいます。


例えば行きたくもないセミナーに誘われて嫌々その誘いに乗ったとしましょう。
その時、大抵の人はこう言います。

『無理矢理誘われた』
『無理矢理連れて行かれた』
『強引に誘われて仕方なく行った』
『断ることもできないくらいの勢いだったので仕方なかった』と。。。。

これは私も20代の頃など経験しました。
そして上記のようなことを思っていました。

しかし、なぜか疑問に思ったのです。

それは”断れなかった言い訳”だということを。
なぜなら最終的には自分の足で行ったからです。

手足を縛られて車のトランクに放り込まれて行ったのなら
無理矢理連れて行かれたのです。

首根っこを掴まれて引きずられて行ったのならそれも無理矢理連れて行かれたのです。

それなら『仕方なく行った』とか『無理矢理連れて行かれた』と言えるでしょう。

普段、”できない理由”を考えることができるのに
そんな時は流されて。。。。では自分が可哀想です。

気乗りしない誘いや自分が違和感を持ったり疑問な時は
キッパリと断る勇気も必要です。
親友なら相手が嫌がるような誘いはしてきませんし、
断ることで関係がややこしくならないだろうかとも思いません。

しかし友達のフリをしてくる人はそこまでの信頼関係はできていませんし、
『ダメなら他行こ』くらいにしか思っていません。

なので『また機会があれば』とか『興味が出たら』と
次につながるような淡い期待を持たせることはありません。

『興味ない』。。。この一言でいいんです。

もしそれで『関係がおかしくならないかなぁ』と思ったら、
こう思ってみてください。
『それでおかしくなってしまう関係ならそこまでの関係。そんな友達ならいない方がマシ』くらいの気持ちです。

私たちはこの世を生きていれば”しがらみ”は増えてきます。
それはタンスの引き出しの中に似ています。
引き出しの中には年月が経つにつれて衣類がぎゅうぎゅうに詰まってきます。
しかも履いたり着なくなったものがほとんど。

2年着なかった服はおそらく今後も着ないと思います。
引き出しからそんな衣類を片付けると新たなスペースができます。
部屋を片付けてもそうですよね。
片付けて広くなった部屋は心もスッキリしますよね。
それは空間もですが心にもスペースができたからです。

なので新たなことにチャレンジしたり、
心が未来に向きだします。

断る勇気は日常の中でも練習できます。

例えば、電気や保険、ネットの料金プランの電話があったときに
『結構です』と言ってみましょう。

もしくは先ほどと同じように電話で『〇〇の説明会があるのですが』と言われたら
『向かい風がキツいから行けません』
『興味ありません』
『結構です』
『間に合ってます』
などこんな時こそできない理由を言ってみましょう。

なにごとも一発目からヒットやホームランは打てないかもしれません。
しかしそのように日常の身近なところから練習してみると
心に筋肉がついてきます。
やがて鋼のハートになっていきます。

まずは心の引き出しのスペースをつくっていきましょう。


心が晴れますように。


合掌。


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by hal-min | 2020-12-15 22:53 | スピリチュアル | Trackback


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