8/17 劣等感

自慢話ほどつまらないものはありません。

いじめほど情けないものはありません。

悪口ほど惨めなものはありません。

それなのにいつの時代になってもそのようなことはなくなりません。


趣味でも仕事でも、実力や能力をコツコツと積み重ねてきた人は
わざわざ自慢してまでいかに自分がすごいかということをアピールしません。
生き甲斐や幸福感、自信を持っているからです。

そのような人はなぜ自慢話やいじめ、陰口など言わないのかというと、
自慢話や人の悪口をいえば言うほど、
自信のなさや、自分の価値の低さを
周りに知らせることになるということを知っているからです。

では自慢話や悪口、いじめなどの陰のものはどこから生まれてくるかというと、
大抵の場合、”劣等感”から生まれます。

いつまでも自分を変えることなく、
過去のことや人や環境のせいにして常に”面白くない”状態でいます。
それだけならまだいいのすが、自分よりも他人が楽しそうにしていたり
良いことがあったりするとさらに不機嫌になります。
自分と同じくらいか自分より劣っていないと安心できないのです。

劣等感を強烈に持っている人は自分より注目されたり
他人の方に良いことが起きると困る性質があります。

”出る杭は打たれる”と言いますが、誰が杭を打つのかといえば
劣等感を持った人です。

では、劣等感をなくしていくにはどうすればよいか。。。。

”人は人、自分は自分”という考えを持つことと、もう一つ”祝福すること”です。


誰かに良いことがあれば『よかったね』とか『おめでとう』と祝福することです。
直接言えなくても思うだけでもいいのですから簡単なことです。

劣等感消していく消しゴムは”祝福”なのです。

それを続けていくと、良い因果の法則がはたらいて
祝福をするから祝福されるということが起きてきます。

何も変えず劣等感を持ったままだと、
人に良いことが起きても妬んで足を引っぱったり陰口を言うしかないので
まわり回って自分も足を引っ張られたり陰口を言われるということが続きます。


劣等感は多かれ少なかれ誰もが持っています。

ただ、それを克服する努力をするかそのままでいるかはその人次第です。


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by hal-min | 2021-08-17 00:54 | こころ | Trackback


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