海で育った魚は
海の存在を知らないのかもしれません。
浜に打ち上げられたり、釣られたりして
初めて海の存在に気付くのかもしれません。
これは私たち、人にも同じようなことが言えます。
風邪をひいたり怪我をしたときに健康の有り難みがわかるように、
海の存在を知らない海水魚とにています。
とんでもないことが起きたら幸せ、ものすごく良いことが起きたら幸せ、、、
これではそれ以外は不幸せですし、
今あるものに感謝もできませんよね。
”あれがないこれがない”ではなく
”今あるもの”に意識を向けてみることです。
歩こうと思えば歩ける足があることや、
蛇口から水が出て『ありがとう』です。
夜中にコンビニが開いてて『ありがとう』ですよ。
呼吸ができて『ありがとう』ですよ。
本当は当たり前のようなことが
とんでもなくスゴいことです。
明日また会おうねと言って会えるのも
当たり前ではなくとんでもなく奇跡的なことです。
朝、目が覚めたらそれもすごいこと。
”今あるもの”をすっ飛ばして、向こう側だけ見てると
『幸せが足りない。不足している』、
『もっともっと』と常に何かが足りないような気分でいてしまします。
喉が渇いたら海水を飲むと余計に喉が渇き、
いつまで経っても渇きは潤うことはありません。
”今ないもの”より先に”すでにあるもの”にフォーカスしてみるチャンスです。
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