手に入らないもの、まだ手に入れていないものは
いつになってもあるものです。
人の欲望は満足知ることを知りません。
もし手に入れたとしても
海水で喉を潤すのと同じで、一瞬は潤せても
いつまで経っても喉の渇きは癒されません。
ならばそれら”今ないもの”に対して不満足な思いをする前に、
”すでにあるもの”に感謝をしてみることです。
五体満足でありがたい。
今日も無事に過ごせたことにありがとう。
雨露をしのぐ家があること。
頼みもしないのに心臓や肺、各臓器は今もこうして
動いてくれている、、、、ありがたい。
足りないものもあるかもしれません。
しかし、この世に今いるということは
すでに”足りている”のです。
これはいつの時代にも共通することです。
最近できた概念ではありません。
『足るを知る』という言葉を知っていますよね。
古代中国の思想家である老子の言葉です。
『足るを知る』にはもう一つつづきの言葉があります。
それは、、、、、
”足るを知る者は富む”
そうありますように。
合掌。
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