貧乏神。。。。こう聞くと髪の毛がボサボサで
汚れた鼠色の着物の胸ははだけて、
そこから見える胸はあばら骨が浮き出て
汚ったない杖を持ってニヤニヤしているようなイメージを
大半の人は持っていると思います。
では実際にそんな神さんがいるのかといえばそうではなく、
”良くない事象”のことです。
運の悪い人は運が悪くなる言葉や行動をとっています。
そして”運が悪い”ということが起きます。
貧乏神に取り憑かれているという状態ですね。
そんな人が寄ってきたら嫌ですよね。
なのでそのような人からはまともな人はどんどん去っていきます。
その”事象”を擬人(神)化したのが貧乏神です。
ちょっと話はそれますが
『あなたの後ろに髪の毛が長く白い着物を着た足のない幽霊がいますよ』と言う人っていますよね。
もし言われて怖い思いをしている人がいるなら
どうか安心してください。
そのようなイメージが定着している場合、
柳の木も何か不気味なイメージも抱いていませんか?
”幽霊=髪の毛が長く白い着物を着て足がない”
”柳の木下からその幽霊が、、、”というのは
これを考えた人がいるからです。
その人は江戸時代の絵師、円山応挙(まるやま おうきょ)
が書いた絵が始まりとされています。
(※諸説あり)
そして、日本画には一つの絵に陰と陽が組み合わさって一つの絵となります。
幽霊は陰、意外ですが柳は陽なんです。
他の木やアサガオなどの花も陽ですが、
アサガオに幽霊、、、、これは合いませんよね。
そこで蒸し暑い夜に垂れ下がった枝が似合う柳の木が
陽木の中でも最も幽霊との組み合わせが良かったのでしょう。
応挙の書いた幽霊のイメージが定着して
代々そのイメージが語り継がれたのです。
なので『あんたの後ろに足のない白い着物を着た人が。。』と言われても
怖がることはありません。
そんな時は『円山応挙の絵を知っているんですね!』と返せばいいのです。
貧乏神も同じように実際に髪の毛がボサボサでというのではなく、
”良からぬ事象”を擬人(神)化したものとして
捉えてみると、言葉や行動は気をつけようと思いますよね。
そして同じ事象でも”良い事象”(福の神)を呼び込む方が
気持ちがいいですよね^^
せっかくこの世にやってきたのですから
気分良く過ごしましょ。
合掌。
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