因果とは原因があるから結果があるということを表します。
この”因果”というものを二つに分けることができます。
それは、”他因自果”と”自因自果”。。。
これは特に、嫌な人が現れた場合にその二つに考えが分かれます。
”他因自果”は
『誰かのせい、他者のせいが原因で、
今こんなに自分は苦しむという結果がある』という考え。
”自因自果”は
『こんな嫌な奴が現れたということは、
自分のこれまでの行動に原因があったのかもしれない』という考え。
”他因自果”は、嫌な思いをする結果があるのは、あの嫌な奴のせいだという
思いを持ち続けるので、落ち込みや憎しみの沼にはまり込みます。
しかし、”自因自果”は、嫌な人が現れても
最初は他因自果の気持ちになったとしても、
『こんな奴と出会ったのはもしかすると自分のこれまでの
行動や言動が引き寄せた結果かもしれない』という思考になるので、
人を恨むことに貴重な時間を割かず、
ではどうすれば良いかと考え、次に行動に移します。
嫌な人が現れて、過度に落ち込む人とそうでない人には
そのような思考の違いがあります。
とはいうものの、私たちは何もかも完璧ではありません。
何歳になっても未熟な部分というのはあるのものです。
嫌な人が現れると、ムキになったり落ち込んだり腹が立ったりするものです。
それは自然なことです。
しかし、その気持ちのままにしておくと
やがて恨みに変わってしまい、人相までも変わってしまいます。
”他因自果”の思考でいくか、”自因自果”の思考に切り替えるかで
間違いなく生き方そのものが変わります。
”他因自果”か”自因自果”か。。。。これを心の片隅に置いてみてくださいね😀
合掌。
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