不安には明確な不安と漠然とした不安があります。
明確な場合は『自分は〇〇のことについて悩んでいる』とはっきりしているので、
どうすれば良いかという対策を立てやすいのですが、
厄介なのが”漠然とした不安”ですよね。
なんかモヤモヤする。。。
楽しいんだけど常に何かに急かされているような気がする。。。など
漠然としたものは輪郭がはっきりしていないので
それがなんなのか、それはどこからきている不安なのかということを
放置してしまいがちになります。
では対処法がないのかと言えばそんなことはありません。
漠然としたものは輪郭がありませんから、
まずは絵を描くのを同じように
大まかな線を引いてデッサンをして徐々に仕上げていくように、
漠然とした不安も同じことをしていきます。
まず、自分は今、何かはっきりはしていないけど不安があるとそれを認めることです。
不安を抱くのは自然なことです。
それを認めた時点で自分の心と向き合っているのです。
次に、その不安を感じているときにどんな感情になるかを
紙に書き出してみます。
正確でなくて構いません。
紙に書くというのがキモで、なぜそうするのかというと
漠然としたものを言語化にできるからです。
この時点でデッサンの描画も大まかなものより緻密なものになっていくような感じです。
どんどん言語化していくと、それが一体どこからきているのか
過去のことなのか、まだ起きていない未来のことなのか、
ということも見えてきます。
それも紙に書き出していきます。
そこまでできたら次は信頼できる人に話して共有してみましょう。
あなたが信頼する人は、あなたがより良い方へ向かうために
前向きな提案をしてくれるでしょう。
重要なのは”誰に話すか”です。
漠然としたものをはっきり輪郭ができるまで言語化までしたのに
その絵を見せて破いてしまう人(否定したりする人)に
話したのでは余計に心の傷を作ってしまうことになりますから、
誰に話すか、誰と共有するかはものすごく重要です。
心はじっとせず常に動き回っていますから、漠然とした不安は
次々と出てくるものです。
しかし、それらと向き合うことで解消できます。
そして、それを繰り返していくうちに
漠然とした不安が出てきても
心の中で『出てきて当然!それよりも目の前のことを丁寧にこなしていこう』と
思えるようになり、正体の分からない不安に費やす時間がグンと減ります。
まずは向き合うことから始めてみましょう。
そしてそれを紙に書いて言語化していきましょう。
心が軽くなりますように。
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