5/18 ”労い”か”要求”か

私たちは神社などに行ったときに手を合わせながら
このようなことを心で唱えています。

『試験に合格しますように』
『健康になりますように』
『安全で過ごせますように』
『恋愛が成就しますように』。。。

それらがうまくいったときは
『あの時の神頼みが神さんに通じた!』と思うでしょう。
もしくは『願いが叶った!あの神社のパワーはすごい!』と
思うかもしれません。

しかし、人とは勝手なもので、
その通りにならなかったら
『本当に神さんはいるのか?』とか
『あの神社にはそれを叶えるだけのパワーがないのか』と
思ってしまうものです。


そのようなことで一喜一憂しないために
”願いごと”や”願う”の本当の意味を知るチャンスです。

”願う”はもともと”労(ねぎら)う”からきています。

つまり『お陰様で健康に過ごせています』とか、
『今月もこんなことがありました。ありがとうございます』というように、
”労う=感謝”の報告をしにいくところなのです。

なので、『〇〇になりますように』というのは
願いごとではなく”要求”になってしまうのです。

願いごとが叶ったのなら
それはあなた自身が努力した結果です。
同時に自分一人の実力ではなく、
努力したことと、様々な人が協力してくれたおかげです。

もし参拝しにいくことがあれば
最近身近に起きたありがたいと思えたことを
手を合わせて報告をしてみてはどうでしょうか。

天は”おかげさま”の気持ちを持っている人を応援してくれます。
もちろん、人もそうです。
おかげさまの気持ちを持っている人には
様々な場面で人が協力をしてくれます。

”願う”は”労う”😀

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by hal-min | 2023-05-18 22:51 | こころ | Trackback


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