この間、こんな質問をされました。 『なぜ気分はプラスになったりマイナスになったりするんですか?』 分かってるようで当たり前のようなことに思えますが、 いざ説明しようとなると 『なぜ空は青いのですか?』『水は透明なのに、なぜ海や湖は青いんですか?』と 聞かれた時と同じくらい、 パッと言葉にするのにちょっと時間がかるものですよね。 なので今回は『なぜ気分はプラスになったりマイナスになったりを繰り返すのか、 また、プラスやマイナスいずれに偏りすぎるのもよろしくない』というのはなぜか? について私なりの解釈で書いてみたいと思います。 このことについて、ほぼ全ての人といっていいほど、 日常生活で感じる疑問や不安に関連しています。 そこで私たちの気分の変動とそのバランスについて、 深掘りしてみましょう。 まず、気分がプラスになったりマイナスになったりを繰り返す理由について。。。 これは、様々な要因が複雑に絡み合っています。 主な要因として考えられることは、 生理的要因、環境的要因、心理的要因、 その他過ごしてきた環境での心のクセなどがあります。 生理的要因として、私たちの体内では、 ホルモンや神経伝達物質が気分に大きな影響を与えます。 例えば、セロトニンやドーパミンといった物質は、 幸福感や満足感に関連しています。 これらのバランスが崩れると、気分が不安定になりやすくなりますよね。 ホルモンの変動は、特に女性の月経周期や更年期など特にに現れることがあります。 次に、環境的要因も大きな影響を与えます。 気候や季節の変化、仕事のストレス、人間関係などの 外部環境も私たちの気分に大きな影響を与えます。 例えば、日照時間が短い冬季には、セロトニンの生成が減少して 気分が沈みがちになります。 これは「季節性情動障害(SAD)」と呼ばれ、多くの人が経験する現象です。 皆さんも経験ありませんか? 他にも、心理的な要因も気分の変動にとても影響します。 そして、その人その人の思考パターンや感情の処理方法も、 気分に大きな影響を与えます。 ネガティブな思考になりやすい人は、 ストレスや困難に対して反応しやすく、その結果 気分がマイナス方向に偏りやすくなります。 気分の変動は自然なことですが、 プラスにしろマイナスにしろ、いずれに偏りすぎることは よろしくありません。 なぜなら、極端な感情の偏りは心や健康に悪影響を与えるからです。 常にポジティブでいることは良いことのように思えますが、 過度のポジティブ思考も問題を引き起こします。 例えば、現実的な問題を無視し、 過剰な楽観主義に陥ることで、問題解決のための行動を取らず、 結果的に状況を悪化させることがあります。 また、他人の悩みや困難を軽視し、共感を欠いた対応をしてしまうこともあります。 (例えば、ポジティブすぎる人が知らず知らずのうちに 本人は良かれと思って言ったことでも人を傷つけている場合がありますよね) 一方、常にネガティブな気分でいることも深刻な問題を引き起こします。 慢性的なストレスや不安は、心身に大きな負担をかけますし、 うつ病や不安障害などの心の病を引き起こすリスクを高めます。 また、ネガティブな思考は、自分の能力や価値を過小評価する原因となり、 自己成長の機会を逃すことになります。 そして、注意深く慎重になるには、適度なネガティブな感情も必要です。 ポジティブ100%だと単なる無鉄砲になってしまいますし、 命がいくつあっても足りません。 では、どのようにして気分のバランスを保つことができるのでしょうか? まず、自分の気分の変動パターンを認識することが大切です。 例えば、日記をつけたり、気分追跡アプリを利用することで、 自分の気分がどのように変動するのかを把握してみるのも一つの方法です。 日記などは『毎日書く』と決めても数日書かないこともあるでしょう。 その間の自分の気分の変動はどうだったかということも 振り返ることができます。 気分のバランスはとても重要です。 困難な時には、信頼できる人に話を聞いてもらうことで、 気分が軽くなることがあります。 気分の変動は私たちの生活の一部であり、それ自体は自然な現象です。 しかし、プラス、マイナスいずれに偏りすぎることは心身の健康にとって望ましくありません。 自分の気分を認識し、バランスを保つための方法を取り入れることで、 より健全で充実した生活を送ることができるのではでしょうか😄 ────────────
by hal-min
| 2024-05-31 11:48
| こころ
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