愚痴や悪口、不平不満に陰口や噂話を重ねるほど、
感謝や「ありがとう」といった前向きな感情から
どんどん遠ざかってしまうものです。
もちろん、私たち一人ひとりはこの世界に、
さまざまな経験を積むために生まれてきた未熟な存在です。
なので、すべてを完璧に行うことは難しいですし、
得意なこともあれば不得意なこともあります。
それはごく自然なことです。
さらに、私たちには「煩悩」が108つあるとされています。
この108つの煩悩をこれ以上増やさず、
少しでも減らすことが私たちにできるチャレンジなのかもしれません。
もし悪口や陰口、噂話ばかりを続けていると、
煩悩の数は108どころか、際限なく増えてしまいそうです。
では、なぜ煩悩の数が108つなのでしょうか?
年末に「除夜の鐘」を108回ついて煩悩を払い、
新年を迎えることは広く知られていますが、
108つという数にはいくつかの説があります。
例えば、「四苦八苦」という人間が逃れられない苦しみがその一因とされています。
四苦八苦の数を掛け合わせて考えるとこうなります。
- 四苦は4×9で36
- 八苦は8×9で72
- 36+72=108
こうして、人が経験する四苦八苦から108つの煩悩が生まれるとされる説があります。
このように考えながら、自分の煩悩が増えすぎないように意識してみるだけでも、
心の向かう方向が少し変わるかもしれませんね。
世の中にはまだまだ学ぶことや気づくことがたくさんあります。
他にも、108という数字は、自然界や宇宙、宗教の中でも特別な意味を持ち、
いろいろな場面で見つかります。
以下にその一例をまとめてみましたので、
何かの参考になれば嬉しいです😀
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1. 宇宙と地球の関係
- 太陽と地球の関係において、太陽の直径は地球の約108倍と言われています。また、地球から太陽までの距離も、太陽の直径の約108倍です。同様に、月の直径も地球の約108倍となっているとされ、地球・月・太陽の関係性において「108」が関係しています。
2. マラ数珠と祈り
- 仏教やヒンドゥー教の祈りに使われるマラ(数珠)も、108のビーズから成り立っています。これは、煩悩の数や、祈りと自己成長の象徴としての意味が込められています。祈りや瞑想を行う際、108回の繰り返しが内なる成長や心の静けさを促すと考えられています。
3. 自然周期とサイクル
- 古代の天文学や暦法では、108という数字は暦やサイクルの周期に関連しています。例えば、月の軌道はある程度108という数で象徴されており、暦や干支の周期との関係で古代文化の中に取り入れられてきました。
4. ヒマラヤ山脈の108峰
- ヒマラヤ山脈には、108つの霊峰があるとされています。これらの山々は、特に霊的な信仰や修行の対象として崇められ、仏教徒やヒンドゥー教徒にとっての聖地でもあります。
5. 自然界の黄金比と108°
- 自然界で見られる多くの幾何学的な形(特に正五角形)では、内部角度が108度であることが多いです。正五角形やその周囲にある黄金比のパターンは、植物の葉の並び方や花びらの配列など、自然界でも頻繁に観察されます。
どうでしょうか。こうして「108」は多くの伝統や科学において、
自然のリズムと調和しながら存在する神秘的な数字であると考えられており、
私たちの世界観においても深い意味を持つ存在です。
そう思うとこの世って面白いですね。
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