2/16 「できないこと」よりも「できること」の積み重ね

自信が持てないと感じることは生きていたら必ずあります。


もしかすると、「もっと頑張らないと」「苦手なことを克服しないと」と

思い込んでいるのかもしれませんね。


しかし、もし自信をつける近道があるとすれば、

それは「できないこと」にばかりフォーカスするのではなく、

「できること」を何度も繰り返すことです。



人は、苦手なことを克服しようとするとき、

大きなエネルギーを使います。


もちろん、苦手を克服することも大切ですが、

そればかりに意識を向けると、

うまくいかないことが続いて「やっぱりダメだ……」と

自信を失いやすくなります。



逆に、自分がすでにできることを何度も繰り返すと、

「自分にはこれができる」「これは得意だ」と実感しやすくなり、

自然と自信がついていきます。



たとえば、スポーツ選手が試合前にルーティンを行うのも、

自信を高めるためです。


彼らは何千回、何万回と練習を積み重ね、

「これならできる」という確信を持っています。


つまり、自信とは「数×時間」なのです。


繰り返した回数と、それに費やした時間が積み重なるほど、

「自分なら大丈夫」という感覚が自然と身についていきます。



これは日常生活でも同じです。


たとえば、人と話すのが苦手な人が、「もっと会話をうまくしないと」と

思って苦手な話題に挑戦するよりも、

すでに話せる話題を深めて、それを何度も話してみるほうが、

スムーズに会話ができるようになります。


すると、「自分は話せる!」という自信につながり、

結果的に新しい話題にも挑戦しやすくなります。



自信がないと感じるときほど、「できること」に目を向けてみるのが大切です。


小さなことでも構いません。


「毎日きちんと挨拶できている」「仕事の報告がスムーズにできる」

「料理が得意」「字がきれい」。。。。

こうした「できること」を繰り返し積み重ねることで、自然と自信は育っていきます。



自信がある人とない人の違いは、「もともと特別な才能があるかどうか」ではなく、

「自分ができることを、どれだけ繰り返してきたか」の違いです。



だからこそ、まずは「自分がすでにできること」を意識して、

それを積み重ねてみるのはどうでしょうか。


気がつけば、「自分にはこんなにできることがあったんだ」と、

驚くほど自信がついているはずです。


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by hal-min | 2025-02-16 19:15 | こころ | Trackback


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