親が子供に道徳や躾を教えることは、
とても大切なことだと思います。
(それすら知らない親も多くいることも事実ですが)
親の役割は、子供に正しい生き方や価値観を伝え、
社会の中でうまくやっていけるように導くことです。
しかし、その「正しさ」は時代によって変わることもあります。
どんなに愛情を持って教えていたとしても、
気づけば「20年前の常識をそのまま押し付けてしまっている」ということも少なくありません。
たとえば、昔は「運動中に水を飲むな!」と言われるのが当たり前でした。
水を飲むとバテる、根性が足りなくなる、
そんな考え方が支配していた時代があったのも事実です。
が、今では適切な水分補給が熱中症を防ぎ、
パフォーマンスを上げると科学的に証明されています。
もし昔の常識のまま「とにかく水を飲むな!」と子供に教えたら、
命に関わる問題になるかもしれません。
私は6年間、剣道をしていたのですが、
当時はそのようなことが常識でしたし、
竹刀でシバき倒されることも日常だったので
”そんなもん”と思っていました。
今では考えられませんよね。
また、昔は「とにかく会社に尽くせ」、
「一つの会社で長く働くのが美徳」とされていました。
それが今の時代は、副業も当たり前になり、
転職を繰り返しながらキャリアアップすることが
推奨される社会になっています。
そんな中で、親が「とにかく一つの会社で頑張れ」と言っても、
それが子供の将来にとってベストとは限りませんよね。
もちろん、時代が変わっても大切なことはあります。
たとえば「人を大切にすること」「嘘をつかないこと」「感謝の気持ちを持つこと」など、
根本的な道徳や人としての在り方は、どれだけ時代が変わっても普遍的なものです。
しかし、服装や働き方、結婚や教育のあり方など、
時代とともに柔軟に変えていくべき価値観もあるのもまた事実です。
だからこそ、大人も「自分が昔教えられたこと=正しい」と決めつけず、
今の時代に合った考え方を学び直すことが大切です。
「これは昔から変わらない大事なことなのか?それとも、
時代が変わったからこそ柔軟に受け入れるべきことなのか?」そんな視点を持てると、
親子の間に生まれるギャップも減りますし、
子供も親の言葉を素直に受け入れやすくなりますよね。
大切なのは、「過去の正しさ常識に縛られすぎないこと」。
そして、「今の社会をしっかり見つめ、本当に必要なものを選んで伝えること」。
そうすれば、子供たちは時代に合った価値観を持ちながらも、
根本的な人間としての大切な部分を忘れずに成長していけるのではないでしょうか。
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