「痛いの痛いの〜、飛んでいけ〜!」。
子どもの頃、誰もが一度はかけてもらったことのあるこの言葉。
今日はこのことについて科学的にどうなのか、
ただの迷信やオカルトなのか、
また、心の面でどうなのかについて深掘りしていこうと思います。
大人になると「ただのおまじない」「気休め」、
「非科学的なもの」と片づけてしまいがちです。
しかし、冷静に見てみると、この一見幼稚にも思える言葉の中には、
かなり洗練された“脳と身体の使い方”が隠されていました。
科学的な視点からいろいろ調べてみると、
痛みというのは、単純にケガをした場所だけで感じているわけではなく、
その情報は神経を通って脳に伝えられ、
脳が「これは痛いがな!」と判断することで成立します。
ここで重要なのが、脳は同時に複数の情報を強く処理するのが苦手だという点。
「痛いの痛いの飛んでいけ〜」と声をかける行為には、
言葉・声のトーン、リズム、視覚(相手の顔や仕草)、
触覚(撫でる、さする)といった複数の刺激が含まれています。
これらが一斉に入ることで、脳の注意は「痛みそのもの」から分散されて、
結果として痛みの知覚が弱まるようです。
これは心理学でいう注意転換や、
神経科学でいうゲートコントロール理論とも深く関係しています。
さらに、安心感のある声やスキンシップは、
オキシトシンやエンドルフィンといった鎮痛作用を持つ脳内物質の分泌を促します。
つまり、「飛んでいけ〜」と言っている間に、
身体の中ではきちんと痛みを和らげる生理反応が起きているのです。
ここまで聞くと、もはや単なるおまじないや、
オカルトとは言えませんよね。
では精神世界的な視点ではどうでしょうか。言葉というのは、
意味そのものと、「意図」を乗せる媒体のようなものです。
「痛みがなくなってほしい」「大丈夫やで」という意図を、
リズムと言葉に乗せて相手に届けることで、
安心というエネルギーが相手の内側に流れ込みます。
人は安心した瞬間、無意識に身体の緊張を緩めます。
筋肉が緩み、呼吸が深くなり、自律神経が整います。
すると、痛みを増幅させていた緊張や恐怖が静まって、
結果、痛みそのものも和らぎます。
これを「気が整う」と表現しますが、
言葉を変えれば「脳と神経の状態が回復モードに入った」とも言えます。
つまり、「痛いの痛いの飛んでいけ〜」は、
科学と精神世界の境界線上にある、
非常に人間的で本能的な技法ではないかと思いました。
面白いことに、これが最も効くのは、
言っている側が本気で「よくなれ」と思っているときです。
形だけ真似しても効果は薄く、意図がこもった瞬間に、
脳も身体もそれに反応します。
そう考えると、私たちはずっと昔から、
難しい理論だの科学だのを知らなくても、
身体と心の仕組みを感覚的に使いこなしてきたのかもしれません。
「おまじない」と切り捨てるのは簡単ですが、
その奥には、人が人を癒すために編み出された、合理的で、しかも温かい知恵といえますね。
大昔から言われ続けていることというものには、
ちゃんと意味があるんですね😀
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