人はなぜ、幸せを決めたがっているのでしょうか。
例えば地位や肩書き、年収、住んでいる家の大きさ、
乗っている車、フォロワーの数など。
世の中には「これが幸せです」と言わんばかりの
分かりやすい指標がたくさんあります。
そして多くの人は、知らないうちにその基準をどこかで
受け入れてしまっていることが多々あります。
「これくらい稼げたら幸せ」、「このポジションに行けたら成功」、
「この年齢までにこれができていれば安心」。
そんなふうに、自分の人生の幸福を、
どっか外側の“条件”で測ろうとしてしまうことがよくあります。
それも自然なことかもしれません。
なぜなら、人は比較の中で生きる生き物だからです。
社会は数字や肩書きで評価される場面も多くて、
「分かりやすい幸せ」がある方が安心できるのも事実でしょう。
しかし、ここに一つの不思議があります。
地位を手に入れても、収入が増えても、
周りから羨ましがられる生活を手に入れても、
必ずしも幸せを感じ続けられるとは限りません。
それどころか、その次の基準がすぐに現れ、
「まだ足りない」と感じてしまうこともあります。
つまり、幸せを外側の条件で決めてしまうと、
その条件はいつまでも更新され続け、
満足のゴールが見えなくなってしまいます。
幸せというものは本来、
誰かが決めた形に当てはめるものではありません。
とても個人的で、とても自由なものです。
例えば、朝の光を気持ちよく感じる瞬間や、
好きな人と笑っている時間、
好きな音楽を聴いて心がほどける時間など、
そういう何気ない瞬間の中に、
実は幸せの本質があると言われています。
しかし、私たちは、あまりにも
「こうあるべき幸せ」に意識を向けすぎて、
本来自分の中にある幸せの感覚を見落としてしまうことがあります。
考えてみると、子どもの頃はもっとシンプルでした。
友達と遊ぶこと、好きなものを食べること、
笑うこと。それだけで幸せを感じていたはずです。
(感じてはいたけど意識はしていなかったかもしれませんが)
そこには地位も年収も関係ありませんでした。
ただ、楽しいから笑っていた。
それだけです。
大人になるにつれて、私たちはいろいろな基準を学び、
社会の中で生きるための物差しを持つようになります。
でも、その物差しに個室しすぎると、
自分の本当の感覚が分からなくなってしまうのかもしれません。
幸せとは、誰かの基準で測るものではなく、
自分の心が「今、いいなぁ」と感じる瞬間の積み重ねです。
もし今、人生のどこかで迷っていると感じるなら、
一度その“幸せの基準”を少しだけ手放してみるのもいいかもしれません。
そうすると、不思議なことに、
今まで見えていなかった小さな幸せが、
ふっと目の前に現れることがあります。
人は幸せを決めたがります。
でも本当の幸せは、決めた瞬間よりも、
気づいた瞬間に訪れるのかもしれません。
だからこそ、誰かの幸せの形ではなく、
自分の心が静かに喜ぶ瞬間を大切にしてみてください。
その感覚こそが、あなたにとっての本当の幸せなんやと思いまっせ😀
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