3/23 劇場(げきじょう)

人間誰だって死ぬことに対し恐怖はあります。
しかし生きている以上誰にも死は訪れます。
(※但し自ら命を絶つ事だけは絶対にいけません)

そのような場合、肉体が滅びると魂はあの世に帰って・・・
というような話をするのですが今日はちょっと違った視点で
書いてみます。

あなたのこれまでの人生、これからの人生はこの世の出来事
ですから『現実』な訳です。
でもちょっとおもしろい考え方で『人生』を捉えてみるのも
どうでしょうか?

人それぞれに対し様々な生き方があります。
この人生を『劇場』と捉えてみるのです。
当然あなたは主人公。自分の人生ですから。
主人公のあなたは傷つけたり、傷ついたり、
人を喜ばせたり、色んな事を経験します。
人を愛したり、憎んだり、許したり、様々な
出来事が次々とやってきます。
人間として成長する人生もあるでしょうし、
反対に成長せず来世にカルマをたくさん持ち越す
人生もあるでしょう。
人それぞれ色んなドラマがあります。
そして肉体はやがて滅びます。
この世でいう『死』です。
でもあなたが作り上げてきた素晴らしい人生は
劇場なので、この世から去る時、つまり
死んだ時、幕がおりてきて、
メガホンを持った演出の神様が
『はいっ!カットォ〜!おつかれさま〜!』
『良い人生(ドラマ)だったよ!最高!』
『じゃあ次の新しい人生(ドラマ)いってみよう!』
と言って、また新しい人生(来世)が始まる。
という考えはどうでしょう。
素敵でしょ。

私も昔は年老いてやがて死ぬことに対して恐怖と
不安を持った事があります。
人は死ぬと肉体から魂が抜けてあの世に帰り、
この世での生き方を評価され、天国のいろんなレベル、
地獄のいろんなレベルに行く事になり、
生まれ変わるまでそこで過ごすとされています。
でも、そのような考えも非常に大事だと思いますが
理解しづらい、なんか難しそうって思う方も多いのも
事実です。そのような場合、自分の人生は『劇場』だと
思うと理解しやすいのではないでしょうか。

台本はありません。しいて言うなら台本はあなたの『思い』です。
思い一つで色んなパターンのお話になります。
泣いたり笑ったり苦しんだり愛したり愛されたり傷ついたり感動したり・・。
素敵な劇場の舞台にあなたは立っています。
そして舞台の幕がおりた時、演出の神様が
『良かったよ〜!感動したよ!お疲れ様』
の後にハグしてくれるんでしょうね(^^)

だから私は年老いて死にゆくことは怖くない。
生まれてきただけでもスゴいこと。
老いていくことは素敵なこと。
これからも台本(思い)にどんどん手を加えていきます。

毎日色んな気付きの連続。
今日も素敵な一日をありがとう。

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by hal-min | 2007-03-23 00:00 | スピリチュアル


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