この前、3回に渡り、私の過去を告白しました。
その中で、何回も自ら命を絶とうとしたことがあると書きました。 その『何回か』の中で「本当に、死ぬ時はこうなるんだ」という 体験談をお話したいと思います。 生と死を彷徨った方が三途の川の話をされているのを 聞いたことがありますよね? 本当かなぁ・・と思った方もいらっしゃると思います。 本当でした。 どんな方法で自ら命を絶とうとしたのかはここでは 少々長くなりますので省略します。 ある事をして、意識がなくなりかけて目の前が霧がかかったように なり、段々視界が暗く暗くなり、最後は真っ暗になっていきます。 このとき過去の色んな事を思い出しました。 記憶にないようなことまで思い出しました。 まさに走馬灯のようにとはこの事だと実感しました。 赤ちゃんの頃、そして幼少の頃から当時までの自分の記憶全てといっていいほど。 その時、時間の感覚はありませんでした。 そして蘇ってくる記憶が段々見えなくなってきて、 本当の闇の世界。 そこからは闇しか覚えていません。 時間の感覚はありませんが、今思えばしばらくの時間は 経過していたと思います。 そして真っ暗闇の視界が段々、光が差し込むような感じになって いき、明るく美しい景色が目の前に広がってきました。 どこを見回しても春のお花畑のような景色。 そしてどこに向かうのかも意識せず、『とてもきれいな景色。 あたたかい。向こうに行こう』と歩き出しました。 【向こう】ってどこ?という疑問もありません。 歩くときに感じる体の重みも感じません。 でも歩いている。なんとも表現し難い感じです。 延々と続くきれいな草花の中を歩いていくと 川が見えてきました。 流れの穏やかなきれいな川です。 川の流れる音はしていなかったように記憶しています。 その川岸で立ち止まり、向こう岸を眺めていると 誰かがいます。 よく見てみると、私が4歳の時に事故で亡くなった(父方の)おじいちゃん でした。4歳の時でもとても可愛がってくれた記憶はありました。 いつも『こんな時おじいちゃんがいてくれたら』と何度も思った事があります。 そして6歳の頃に、守護霊様の横で私を見てくれるようになった 大好きなおじいちゃんです。 向こう岸にいる大好きなおじいちゃんにどうしても会いたくなり、 川の中に足を踏み入れた時に、ニコニコしていたおじいちゃんが 急に怖い顔になり、『こっちに来るな!帰れ!』 『その川を渡るな!』と何度も何度も言われました。 どうしても会いたいのになんでそんな事いうの?っていう 少し寂しい気持ちがありましたが、『おじいちゃんがそこまで 言うんだから何かある。』と思い、『分かった。おじいちゃん、 僕は戻るね』と言い、後ろを振り向き、もとに来た道を戻りました。 延々と歩いていくと光の穴のようなものがあり、 何も考えずその中に入りました。 一瞬にして体の重みや感覚が戻ったのを記憶しています。 おそらく魂が肉体に戻った瞬間だったのでしょうね。 段々意識が戻り、ゆっくり目を開けると、病室で、私の横には ワンワン泣いているあの人達がいました。 『あれ?なんで?病院?あっ!オレ死のうとしてたけど 生きてるやんか!えぇ〜!さっきまで見てきたのは何ぃ?』 という感情が一番に出ました。 このあとの話もあるのですが、それはちょっと置いといて、 三途の川は確かにありました。 きれいな草花も確かにありました。 三途の川を渡らず戻ってくると生きていたというのも 本当でした。 生死を彷徨った方々が話されていることは 本当でした。 今、私は思います。 この世に生まれてきた以上は必ず死は訪れます。 誰もが三途の川を渡ります。 どうせ渡るならこの世での、嫌な事、良い事、楽しい事、 泣いたり、笑ったり、ケンカしたり、いろんな事を経験して、 たくさん成長して、満足してから いきいきとした表情でザブザブと川を渡りたいと思いました。 自ら命を絶ってから三途の川を渡ると、きれいな景色が一瞬に して地獄絵図のように変わるんだと思います。 この世で精一杯生き、そしてこの世を去った後に渡る 三途の川は渡り切ってもきれいな景色のままでしょう。 どうせ渡るなら・・・・ね?(^^)。 この世で精一杯生きようよ。 あなたを苦しめたり傷つけたりする人もいるかもしれない。 でも、あなたを守り、あなたを愛する人もいる。 ね?いきいきとした表情でザブザブと三途の川を渡ろうよ。 ■岸田天道ホームページ(PC用)■ -----お知らせ----- 5月25日〜27日まで精神世界、目に見えないものの大切さを 広める活動の一環として長崎県佐世保に行きます。
by hal-min
| 2007-05-24 01:57
| スピリチュアル
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