私は以前何をやってもうまくいかない時がありました。
やることなすこと何でも裏目に出たり、
人と接するとトラブルに巻き込まれたり、
それが嫌で嫌で閉じこもっていると、
不安と恐怖感がさらに増幅してマイナスのことを
どんどん真剣に考えていました。
常に心は黒いものに支配されていました。
確かにその頃は誰かを責めたり、
誰に対しても心で裁いたりしていたので、
ロクなことは起きませんでした。
当時私が苦しんでいた原因は
誰かを責めたり、誰かを裁いたりする思いがあったことと、
もう一つありました。
それは『羨ましい』と思う気持ちです。
自分に無いものを持っている人に対し常に
『羨ましい』という思いがありました。
「Aさんはいいよなぁ・・」
「Bさんはいつも前向きでいいなぁ・・」
「Cさんは何でも手に入るからいいなぁ・・」
というように自分に無いものを持っている人に
そんな風に思っていました。
自分の現状はどんなものか・・と思った時、
どんな思いを抱いているかが今の現状だということ。
何をやってもうまくいかないという現実は
私が誰かに対するマイナスの思いと「羨ましい」という思いが
つくり出したものでした。
「羨ましい」という気持ちのもっともっと奥には
『私には出来ない』という思いがベースになっています。
羨ましいという思いを強く持つと『私には出来ない』という
思いがさらにパワーアップします。
その思いは、その通りの現実を引き起こします。
だから私は何をやっても出来ない出来ない出来ない
という現実が起きました。
ホント毎日がつまらない日々でした。
でも心を健康にしていくと同時に『羨ましい』という思いも
変えていきました。
「あの人はいいなぁ」を、「あの人は私のなりたい自分の姿を
見せてくれいる。自分もあの人のようになれるということだ!
そんな姿を見せてくれてありがとう!」という
気持ちに変えていきました。
最初は抵抗感もありましたが、
クセになり、習慣になりました。
接する人は自分の鏡です。
長所も短所も見せてくれます。
人が見せてくれた長所、短所が今の自分に思い当たらないという
場合、『良くも悪くもあなたは将来この人のようになりますよ』という
サインでもあります。
接する人は現在の自分を映す鏡でもあり、
将来の自分の姿を映す鏡でもあります。
誰かに対し、羨ましがることはありません。
あなたはそのような一面を持っている。
もしくはあなたの将来はそうなるというサインです。
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今日は久しぶりにチーズケーキを作りました。
月イチの楽しみ♪