以前のブログで私のおばあちゃんのことを
何度か書いたことがあります。
身体が弱ってきてから2〜3日に一度のペースで
実家に帰っておばあちゃんと過ごす時間を
作ってきましたが、ここ最近おばあちゃんがわがままになってきて
毎日のようにおばあちゃんに逢いにいくペースが早まってきました。
いつもお菓子とか持っていったり、
おばあちゃんが好きな話題を振るようにして
お互いいい気分になっていたのですが、
『そのお菓子嫌い』『あれが嫌だこれが嫌だ』と
言う事が多くなってきて、まるで幼い子供のような
感じです。
時々ムカッとすることもあったりしますが、
ムカッとしたまま過ごすとお互い心に悪影響を及ぼすので、
なんとか現状打破ができないものかと色々考えました。
するとあることに気付きました。
私はハッとしました。
今まで私はおばあちゃんに対して【世話をしてあげている】という
感情が心の奥底にあったのに気付きました。
『○○してあげている』ということは見返りを期待したり、
無意識の内に『感謝させる』という感情が働いていたのだと
思いました。
ですので、おばあちゃんを世話しているという捉え方を
変えて、【お世話をさせて頂いている】という気持ちに
切り替えてみました。
お世話をさせて頂いているということは、
成長させていただくチャンスを頂けているありがたいことに
直結するのではないかと。。。
それからはわがままを言うようになってきたおばあちゃんに
ムカッとすることもなくなりました。
少々のわがままなら笑顔で許せるようになりました。
(まだまだ修行が必要ですが^^;)
身体を拭いてあげることも全然苦にならなくなってきました。
おばあちゃんはわがままになって周りを困らせてきているように
なってきたように見えますが、
実は周りを成長させるために、おばあちゃんの魂はわがままに
なって周りを成長させるチャンスを与えてくれているんだと
改めて実感しました。
そして肉体のおばあちゃんは周りを困らせることによって
ストレスを発散したり安心しているんだと思いました。
ですので今回のおばあちゃんの行動は異常行動ではなく、
正常な行動なのです。
そう思うとホントにありがたいありがたい。
おばあちゃんがオムツをするようになって
オムツを交換させて頂いていることもありがたい。
『人はオムツに始まりオムツに終わる』
おばば、色んな気付きをたくさんくれてサンキュー♪
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