1/4 何でも屋-1-(すとれすたまる)

人間関係で疲れることがあります。
(身内もそうですが、今回は一旦身内のことは
何かの機会に話すことにします。)
特に職場では人間関係に悩むときがあります。
気の合う人、会わない人、何とも思わない人。。
どの職場に行こうがそれらはあります。
人が一人以上集まると『社会』になり、
そこにはルールやモラル、人との関係が発生します。
そこに人が集い利益を上げていくのが『会社』になり、
会社は社会に貢献します。

しかしきれいごとだけではなかなかうまくいかないのが
現実だと思います。
どこに行っても人間関係は生まれます。
今回、特に職場の人間関係で悩まれていらっしゃる方、
その中でもいつになっても机の上が処理しないといけない
書類の山に日々追われたり、いくら効率を上げたとしても
仕事量は増える一方で、朝起きるのが嫌になったり、
次の日の仕事のことを考えるだけでもうんざりしてしまう
方に一つ確認して頂ければと思います。

そのような場合、おそらく心の中は交通渋滞を起こして
いると思います。

この辺でちょっと交通整理をしてみてはいかがでしょうか。

確認して頂きたいことは、
【今、自分は何でも屋さんになっていないか】ということです。
何でも屋さんになると自分がいっぱいいっぱいでも
何でも引き受けなければなりません。
何でも引き受けてしまうので、周りは何でも頼めるんだと
思ってしまいます。
それは『何でも引き受けますよ』という空気を発しているからです。

なぜ自分は毎日毎日こんなに人よりも仕事を夜遅くまで頑張っているのに
あいつはサッサと済ませて帰る事ができるんだ!と不満や苛立ちを
抱いたら、そのサッサと済ませて帰る人を観察してみてください。

何でも屋になっていないはずです。
安請け合いはしていないはずです。
自分がいっぱいいっぱいの時はきっぱりと
『今はこれをしなければいけないので後にしてくれませんか』とか
『今は無理です。この仕事が済んでからでいいですか』と、
まずは自分のことを済ませているはずです。

これは一見、自分勝手とかズルい奴だと周りから思われがちですが、
別の角度から見れば自分を守っているという一面や、
自分を大事にしているということにも繋がり、
ストレスを最小限に抑えるコントロールをしているという
一面を持っているということになります。
つまり、何でも屋になっていないということです。

次回に続く>>>>>>

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by hal-min | 2008-01-04 18:50 | こころ


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