2/10 お星様(だれもが)

ねぇねぇ、お星様、なぜお星様は
夜空にいるの?

★「人が道に迷わないためにいるんだ」

じゃあなぜ迷う人がいるの?

★「下を向いているからだよ」

ねぇねぇ、お星様、なぜお星様は
お星様なの?

★「大切な人を見守るために高いところから
見ているんだ。もしそこに降りて行ったら
一人しかみえないから星になってみんなを
見ているんだ」

わたしもお星様みたいになれるの?

★「あぁなれるよ。すでに君の存在自体が
お星様じゃないか」

でもわたしは人に心を開いていないし、
人とケンカもするし自信がないときもあるし傷付けることだってあるんです。
なのにあなたのようにわたしもお星様だなんて信じられないよ。

★「でも君はそれらを乗り越えることができる人だから、
今学んでいるんだろ?それは不幸なことなのかい?」

そう言われると不幸じゃないのかも。。。
自分が変わるということが人も自分もお星様になるという
ことなんですか?

★「あぁそうだよ。誰もが生まれつきダイヤモンドなんだ。
そして学ぶために一旦石炭みたいにな感じになるんだ。
どうやって石炭からダイヤモンドに
変わるかチャレンジすることが君の使命の一つでもあるんだ」

じゃあ誰もがダイヤモンドやお星様になれるの?

★「本当は誰もがダイヤモンドなんだ。人はそれを自ら真っ黒に
してしまうんだ。もったいないと思わないかい?」

確かにそうですね。
生まれた時は誰もがお星様だったりダイヤモンドなんですね。
そこから嘘や疑いや憎しみ、嫉妬、挫折や苦悩を学び、
一旦石炭のようになるんですね。
そこから生まれた姿に戻していくことが生きる意味の一つでもあるんですね。
本当に私はダイヤモンドやお星様のようになれますよね?

★「あぁなれるさ。それが君本来の姿なんだから」

少し落ち着いてきたよ。
お星様は何でも知っているんですね。

★「あぁいつも君も見ているからね。何でも知っているよ」

じゃあわたしは孤独じゃないの?

★「今夜も君が見ている夜空にいるだろ?なのに
それが孤独と思うかい?」

ううん、下を向いていたから見えなかっただけです。
それと雲にかかっていたからわたしはあなたの存在に気付かなかったんです。

★「じゃあ上を見ることだ。相変わらずわたしは空にいるだろ。
雲にかかっているときはどうしても見失いがちなんだ。でも
雲の上には間違いなくわたしは君の頭上にいるから」

ありがとう。お星様。

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by hal-min | 2008-02-10 00:18


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