3/27 実家1(たのしいことさがし)

昨日不在にしていたのは朝から一日中実家に帰っていたからでした。
実は私の両親が今月いっぱいで20数年続けてきた喫茶店を
やめることになり、近々喫茶店を改装して
住居にするため、実家の住居の不要なものと必要なものを
整理する作業を手伝いに行っていました。

もともと喫茶店を始めるときに将来住居にするためにログハウス風に
していたので、実家の家屋はいつかいらなくなる時が来るんだろうなぁと
思っていましたがとうとうその時期がきたようで、
分かってはいたけど、ちょっと複雑な気持ちでした。

というのもかなり前にブログでも書いたことがあるのですが
私は両親(特に父親)が小さいときから大嫌いで、
大きくなっても仲が悪く、ずっと憎んでいたので
何度も家を出たり、遠く離れたところで知り合った彼女や
友達のところを転々としていました。

当時の私は自分を変えることは一切せず、
場所を変えることこそ唯一の方法だと思っていました。
しかし離れることで何も解決しませんでした。

家を出た一週間ほどは気楽に過ごせたのですが、
小さいときの嫌なことや父親への憎しみが
段々こみ上げてきて、何もかも人のせいにしていました。
親と絶縁していたときも『あんな親早く死ねばいいんや』って
ずっと思ってはいたものの、心のどっかにはいつも
『長男だから親が死んだら帰った方がいいんだろうか』とか
『家に大事なものたくさん置いてきてしまったけど帰るに帰れない』という
ウジウジモヤモヤしていた記憶があります。
とにかく心から満たされることはありませんでした。

そりゃ自分を変えようとしていないから当然ですよね。。。
でも当時はいつも頭のどこかに引っかかっていました。
(ここでは当時の細かい内容は省きます。以前書いた記事はこちら(1)こちら(2)になります)

実家には親とケンカばかりしていたことや、
それを見ていた弟がずっと怯えていた思い出がたくさんあります。
中には楽しいこともあったと思いますが、
嫌なことほどよく憶えています。
ほめられたことよりも怒られたこと。
笑っていたことよりも怒り狂っていたこと。

今でこそ親との関係は修復しましたが、
改めて実家の片付けをしに行くのにはそのようなことが
あったので少々複雑な気持ちでした。
特に当時私が使っていた自分の部屋は。。。

ちょくちょく実家に帰っているのですが
自分の部屋にはあまり入りませんでした。
過去の出来事を乗り越えてはいるけど
改めて過去の私自身と対峙することに逃げていたのかも分かりません。

でも当日は良い機会だと思って片付けに自分が過ごしていた
部屋に入りました。
ベッドとかの大物は処分されていましたが、
ほぼ当時のままの状態です。
最初は先ほど書いたように、なんか嫌だなぁと思いましたが、
今日は嫌な思い出探しではなく、楽しい思い出を探しなさいという
出来事なんだと思うように切り替えて整理にかかりました。

すると棚の引き出しから懐かしいものがたくさん出てくる出てくる。
当時何度も何度も聴いていたレコード(CDが出回り出したのは
私が高校になったくらいからだったので)。
LPとか。。。(懐かしい〜♪エルピーだって。。。)
そういえば色んなもの聴いていたなぁって一枚一枚
出しては見ていました。
ヴァン・ヘイレンから始まってヘヴィメタへ。
アイアンメイデン。。メガデス。。
などなどが次々と出てきました。
全然記憶になかったのですが中には荻野目洋子、斉藤由貴さんの
レコードも数枚。(なぜこれがここにあるのか分からない)

次に見付けたのが鍵付きの箱。
これも何を入れていたのか憶えていないので
鍵を壊して開けてみると、
当時付き合っていた彼女との写真とか
捨てていたと思っていた中学の頃
女の子からもらった手紙とかが出てきました。

当時はメールなんてありませんでしたもんね。
懐かしい思いで写真やら手紙を読んでみると
『めっちゃ好きやで』という内容から始まって
十数通目で『ごめんね。他に好きな人出来て。。。分かれよう』って。
思い出した!そう言えばこの子にフラれて落ち込んだっけ。
その後に他の女の子からもらった手紙も読んでみると
授業中回ってきた手紙とかもありました。
中には私が書きかけていた手紙もありましたが
読み返すのは恥ずかしいのですぐに破り捨てました。
他にも色んなものが出てきました。

部屋の壁にはギターを振りまして壊したときの傷。
『そういえば父親が僕が霊が見えるだの云々で
お前は頭がおかしい!と言われてケンカをしたときの壁の傷』

友達に借りっ放しだったエロビデオ。
『あいつ今頃どうしてるんだろ』

女の子からもらった手紙。
『あの子らは幸せになってるかなぁ』

嫌なことしか残ってないと思っていた自分の部屋。
嫌なこともあったけど結構楽しいこともあったじゃないの!

思い出に浸っていたらもう夕方。
しかしそれらは全て処分。
アルバムもほとんど処分。

持って帰るようなものは殆どありませんでした。

必要だったのはレコードと絵の具と筆数本だけでした。
ある程度片付けをして親に『もう一回きたら終わるわ』と
言おうとしたとき、改めて両親は歳をとったなぁとおもいました。

あの時の殴り掛かってくるような迫力もないし、
丸くなったよなぁと当時とのギャップを感じました。
ちょっと寂しい気持ちでした。

両親は喫茶店をやめたからといって隠居するつもりは
ないそうです。
夢を叶えてここまでやれたことに満足しまた違うことを始めたいようです。
すでに次の商売も起動に乗せかけているようです。
喫茶店をやめるのは次の夢を実現させるからだそうです。

迫力がなくなったのは見た目だけ。
毛がなくなったのは見た目のみ。
でもチャレンジし続けるド根性はまだあるようです。

『親孝行、したいときには親は無し』といいます。
今から私に出来る孝行、、、私自身が後悔しない接し方。
関係は修復したといってもケンカもすることもあるかと思います。
でも今度は私が折れます。
今でも私の精神世界に対する思いは理解してはくれません。
でも折れます。
信じない人もいる。たまたまそれが親だったということだ。

明日に続く>>>

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by hal-min | 2008-03-27 01:44 | こころ


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