4/10 コイン(うらおもて)

喜びと悲しみ。
生と死。
幸福と不幸。
光と影。
天と地。
これらはまるで正反対のようだが
実は一つなのかもしれない。
実は等価値なのかもしれない。

しかしどちらかに強くスポットを当ててしまうと
反対側が見えなくなってしまう。
もしくは見えにくくなってしまう。

本当は一つなのかもしれないのに。。。
本当は等価値なのかもしれないのに。。。

例えばコインのように。
コインには表と裏がある。
表と裏は別々のようだけど
コインという一つのもの。
表と裏、両面を持っているが一つのもの。

表裏関係なく一つのコイン。
等価値。

裏だけに目がいっていないだろうか。
表だけに目がいっていないだろうか。
落ち着いて見てみるとどちらかに強烈にスポットを
当て過ぎるとバランスを失っていることに気付く。

裏だけ見ていたら表もあることに意識を向けてみる。
表だけ見ていたら裏もあることに意識を向けてみる。
そのバランスが魂の平和、安らぎを創造する。

ずっとプラスの思いでいようとすることに疲れたら
それはマイナスを奥へ奥へ引っ込めてしまっている。
だからたまには思い切り落ち込んで泣いてみる。

ずっとマイナスの思いでいることに疲れたら
それは本来持っているプラスを奥へ奥へ引っ込めてしまっている。
だからウソでもいいから思い切り笑ってみる。
無理矢理にでも楽しいことを想像してみる。
それがなかなか難しいようなら、
楽しかった頃に聴いていた曲を聴いてみて
その時の感情に浸ってみる。

『今』は過去の思いが創ってきたもの。
どんな『未来』になるかは『今』の思いが創っていく。

コインは表と裏があるが一つ。

人もそう。
この世の全てのものがそう。

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by hal-min | 2008-04-10 01:05 | スピリチュアル


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