職場で嫌な奴がいるとしたら
その人は敵?
次に身内で憎い奴がいるとしたら
その人も敵?
そして攻撃してくる奴がいるとしたら
その人は敵?
敵とは自分に嫌な思いをさせる奴のことだろうか?
敵としてみなしている自分自身の心や思い自身が敵?。
相手を嫌だという思い。
現実を嫌だと捉えている思い。
そして相手を何て奴だ!と裁く思いこそが敵?
ということは本当の敵とは自分自身の思いであり、
敵とみなしている自分自身の心なんだということ?。
もっともっと掘り下げてみると自分自身の心のスキに
入ったエゴ君がいることに気付く。
『本当の敵は自分の中で甘くささやくエゴ君こそが自分の敵』。
そう思うと敵とみなしている人は他人ではなく自分自身の
思いの隙間に入り込んだエゴ君のささやきや誘惑によって
つくり出された『反応』だということ。
そんなことに意識を向けてみると
否定的だった人に対する嫌悪感などが薄れてくるのでは
ないのかと思います。
人のせいにして改善されることであれば
大いに人のせいにしてみましょう。
でもそれこそエゴの思うつぼです。
誰も悪くありません。
自分を責めることもありません。
エゴの言葉巧みな甘いささやきに耳を傾けてしまっただけです。
『あいつのせいにしておけ』
『自分を守るために人を責めるんだ』
『人の言うことを信じるなんて馬鹿げてる』
『自分を信じる?無理無理。それよりも
攻撃的になっている方が安全だ』
『否定的な方が楽だぞ』
『目標ができたって?やめておけ。今までうまくいった
試しがないじゃないか』
こんなことをエゴ君は一日に何度も何度も
わたしたちに接触してきます。
そのような声は自分の声でないと分かった以上
エゴ君と勝負してみませんか。
怖がることもありません。
不安になることもありません。
もしそのように思うのであれば
あなたの本当の思ではなく、それがエゴ君のささやきです。
エゴ君に勝てる方法はあるかって?
『あります』
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