8/14 水(あらゆるすがたに)

水はどんな形をした容器にも入ることができる。
とても柔軟だ。
でもそれが本当の姿ではない。

時には固くて冷たい氷にもなれる。
雪にも雹(ひょう)にだってなれる。
とても頑固で時には冷酷だ。

時には熱湯にもなれる。
まるで感情むき出しで怒り狂っているようだ。

そうかと思えば蒸気になって、お空で浮かぶ雲にだってなれる。
雲になっていることにいっぱいいっぱいになったら
大地に降り注ぐ雨にもなれる。

そして川になり海になる。

もし水が何も形を変えないただの『水』という物質なら
この自然は成り立たない。

わたしたちがこの世で生きていくために
神仏から借りものである”肉体”という衣のほとんどは
水分で出来ている。

それは神仏がこの世で『水のように様々な姿に形を変えて
いろんなことを体験してみなさい』と教えてくれているようだ。

『普段は穏やかに。
時には冷たくなりなさい(されなさい)。
そして一旦水に戻りなさい(許しなさい)。
時には怒りを出しなさい(受けなさい)。
そのような体験をたくさんして
普段の穏やかさに戻りなさい(凪(なぎ)のようにおだやかに)。
そうして優しい人になりなさい』と言われているようだ。

だからわたしたちは
ずっと『良い人』でい続ける。
ずっと『怒っている人』でい続ける。
ずっと『冷たい人』でい続ける。
ずっと『威張る人』でい続ける。
ずっと『優しい人』でい続ける。
これらのいずれかだけでいることはないと思う。
水のように様々と姿を変えないと自然は機能しないように、
これらのいずれかだけでいると心も機能しない(胸が苦しむ)からだ。
だから人の心も時には姿を変えてもいいんだ。
”肉体”という借りものを着ている以上、
完璧を求めることはできても
全てにおいて完璧な人になることはできない。

だから失敗してもいいんだ。
だから傷付ける(られる)んだ。
だから素直に喜んでもいいんだ。
だから色んな体験をするためにわたしたちの魂は
成長するため、いろんなことを学ぶため(体験するため)に
この世にやって来たんだ。

”肉体”という借りものを頂いている。
そして辛いこともあるが、まだ死なずに生きている。
嬉しいこともある。
いろんなことを体験できる『この世』にいさせてもらえていることは
ありがたい。
本当にありがたい。

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by hal-min | 2008-08-14 23:25 | スピリチュアル


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