9/8 砂の目(すなのめ)

砂の目が粗(あら)ければ粗いほど
水を吸収します。
たくさんの栄養を吸収することができます。

うまくいっている人や自分より優れている人を
見たら自分に引け目を感じたりすることがありますが、
そんなこと思うことはありません。

この間書いたように『現実』を創り出す製造工場は『思い』です。
パン工場はパンが製造されます。
製鉄工場は鋼材が製造されます。
製本工場では本が製造されます。
製麺工場では麺が製造されます。

『当たり前じゃないか』と多くの人は思います。
でも思いの世界となると見えないので
もしくは見えにくいものなので、
『現実』を創り出す製造工場は『思い』ということが
以外と盲点になりやすいものです。

なので自分を責めたり卑屈になったり羨ましいという『思い』の
製造工場はさらにそのような現実を創り出します。

とはいうものの、私もたまに『望んでいないこと』を
思ってしまうときがあります。
でも望んでいないことが現実になるのは望んでいないので
すぐに思いを修正するようにしています。
大抵そのような時は、妙に頭でっかちになっていることが多いことに
気付きました。
知恵を働かそうとせず、知識に意識が傾いたときです。
そのようなときは砂の目が細かくなっています。

そんな時は水や栄養を吸収しにくくなっています。
固定観念や道徳心、『〜しなければならない』ということに
支配されかかっていると私は思います。

なので一旦そんなものは一時的には捨ててしまって、
こうあるべきだとかこうしなければいけないという思いを
捨ててしまって粉砕してしまいます。
それは細かくなった砂の目を粗くするのと良く似ています。

すると不思議なことにいろんなことを受け入れられたり、
何らかの気付きと出会います。

スポンジでもそうですね。
水をたくさん含んだスポンジはそれ以上水を吸収できないのと
同じように。
でも水分がカラカラになるまで絞り上げると
そのスポンジはまた勢い良く水をどんどん吸収します。

もし色んなことを受け入れられないときは
砂の目が細かくなっているか、水をたくさん含んで
滴(したた)るスポンジになっている状態かもしれませんね。

でもそんなときはピンチではありません。
『また新たに何かを吸収できるサインですよ』と
大いなるものが教えてくれている時です。

子供が色んなことに好奇心をもったり
興味を持ったときはカラカラのスポンジになって夢中で
吸収しているのを見かけたりします。

そんな経験したことがあると思います。

いろんな本を読んだりセミナーに行って知識を増やし学ぶことも大切です。
でもそちらばかりに意識を向け過ぎると
次に入ってくるものが吸収されにくくなってしまいます。

そういう時こそたまには固定観念や思い込みを
粉砕し、目を粗くするチャンスです。

望まない現実を製造するか
望むべき現実を製造するか
いずれも可能です。

思いという製造工場が今どんな現実を創り出しているか
数ヶ月に一度でも構いません。
思いという製造工場を点検してみる価値はあるかと思います。

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ここ数ヶ月毎月のようにパワストーンを紹介させていただいていた
のですが先月はご紹介できませんでした。
というよりも『これは!』というものが出来上がりませんでした。
今月はもうすぐ完成します。
近日ご紹介できると思います。
お問い合わせ頂いておりました皆様、是非お楽しみください!
by hal-min | 2008-09-08 23:59 | スピリチュアル


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