口から出る言葉は私たちの意識以上に強い影響力を持っています。 特に否定的な言葉や攻撃的な発言は、 たとえ他者に向けたものであったとしても、 最終的には自分自身に返ってくるものです。 例えば、仕事で何かにイライラして「あの人はうまくいくはずがない」や 「失敗しろ」と心の中でつぶやいたり、 誰かに対して悪口を言ってしまったりすることがあるかもしれません。 しかし、その言葉は表面的には他人を攻撃しているように見えても、 私たちの無意識にはその否定的なエネルギーが浸透し、 主語がないまま自分に向かってくるのです。 心の中では「あいつが」という前提で思っているつもりでも、 無意識には単に「失敗しろ」や「ダメ人間」というネガティブなメッセージが繰り返され、 それがやがて自分自身に作用してしまいます。 言葉の力を感じたことはないでしょうか? たとえば、ある友人に「君なら絶対成功する!」と励ましの言葉をかけた瞬間、 自分も同じようにポジティブな気持ちに包まれることはよくあります。 反対に、「あいつは無理だ」と思ったり言ったりすると、 なんだか自分まで気持ちが沈んでしまうような経験はないでしょうか。 日常の中でこのことを思い出してほしいのは、 誰かに対してイライラしたり、攻撃的な感情が湧いたときです。 たとえば、仕事で同僚にミスをされたときや、 相手との口論の最中です。 そんなときこそ、少し立ち止まり、 「この言葉は自分にも返ってくるんだ」と意識してみましょう。 否定的な言葉ではなく、「次はもっとよくなる」「学びがあった」など、 建設的な言葉を選んでみてください。 自分の発する言葉が未来の自分にどんな影響を与えるのかを考えれば、 言葉の選び方も自然と変わってくるはずです。 さらに、言葉が自分の現実を作っていることを実感する瞬間はあります。 たとえば、朝の一言がその日一日を左右することがよくあります。 「今日はいい日だ!」と口にすると、その通りの一日になりやすい。 逆に、「最悪な日になりそう」と言えば、 本当に物事がうまくいかないことが多いのです。 結局のところ、言葉の力は侮れません。 日常の小さな場面でも、できる限りポジティブで前向きな言葉を選ぶことが、 幸せで豊かな人生を築く鍵となるのです。 それでも「ポジティブな言葉ばかりを使うのはハードルが高すぎる」という場合、 こういう思考はどうでしょうか。 『ネガティブな言葉は使わないようにしよう』。。。。。 これならハードルはグンと下がると思います。 『ポジティブな言葉を使うようにしよう』というのと、 『ネガティブな言葉は使わないようにしよう』というのは 一見同じように見えますが、 とっかかりが全然違います。 もし、『ポジティブな言葉を使うようにしよう』と何度もチャレンジしても うまくいかなった場合、 『ネガティブな言葉は使わないようにしよう』に変えてみるのもアリです😀 ──────────── 岸田天道のHPはこちら↓↓ #
by hal-min
| 2024-09-16 23:43
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問題に対して、ただただ悩んで考え込んで物事が解決できたら そんな楽なことはないですよね。 それが”この世”であり、生きるというのは 楽なことよりも面倒に感じることの方が多いものです。 今、もしくはこれまでに抱えている問題に対して、 ただ考え込むのではなく、 解決策を見つけることに集中することの重要性は、 多くの場面で役立つ考え方です。 問題に執着してしまうと、まるでトンネルの中にいるように、 視野が狭くなり、出口が見えなくなることがあります。 考えても考えても堂々巡りで思考も煮詰まってしまうあの感覚です。 これは日常のストレスが重なったときや、 予想外の困難に直面したときによく起こりますよね。 例えば、仕事でミスをしてしまい、「どうしてあの時、 あんなミスをしてしまったんだろう」と繰り返し悩んでしまうことがあるでしょう。 このとき、頭の中はそのミスのことでいっぱいになり、 心の中は後悔や自己批判で埋め尽くされてしまいます。 しかし、視点を変えて「次に同じミスをしないためにはどうすればいいか」を考えることで、 行動を起こす準備のスピードは確実に上がります。 ミスを振り返りすぎず、代わりに次のステップを考えると、 自己成長ができるばかりか、精神的にも楽になることが多いです。 日常生活でも、同じ考え方を応用できます。 例えば、対人問題や健康に関する不安があるときに、 「どうしてこんなことになったのか」と過去を振り返っても、 その問題は解決しません。 むしろ、「どうすれば問題を減らせるか」、 「健康のためにどんな食生活を改善すべきか」といった 解決策を探し始めることで、 現実的な前進が可能になります。 さらに、友人関係など対人関係でトラブルが起こったときも、 この方法は有効です。 「なぜこんなに喧嘩になったんだろう」と悩むよりも、 「どうすれば仲直りできるか」「どうすればお互いがもっと理解し合えるか」を考えることで、 冷静に対策を講じることができ、 関係性をより良くするチャンスにもなります。 だからこそ、問題にフォーカスするのではなく、 解決策を探ることが、人生において大切なスキルになります。 これからも壁にぶつかったときは、ぜひこの視点を思い出してみてくださいね。 ──────────── 岸田天道のHPはこちら↓↓ #
by hal-min
| 2024-09-15 21:32
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幼い頃、「歌手になりたい」「宇宙に行きたい」などと夢を語っていたとき、 心の中に「無理かも」といった疑念はありませんでしたよね。 それは、私たちの無邪気さが原因です。 この「無邪気」とは、文字通り「邪気がない」状態。 ネガティブな想念や他人からの批判を受け止める余地がなく、 ただ純粋に目の前の夢に向かって突き進んでいたのです。 しかし、年を重ねるにつれ、 経験や外部からの影響で私たちの中に少しずつ疑念が生まれ始めます。 それは失敗や他人の意見から蓄積されたネガティブなフィルターが、 私たちの思考に入り込んでくるからです。 例えば、職場で新しいアイデアを提案しようとしたとき、 「こんなアイデア、誰も支持してくれないんじゃないか」と 考えてしまうことないでしょうか? 幼い頃は自由に「これやってみたい!」と思えていたのに、 大人になると何かしらの制限や自己否定が湧いてくる。。。 これが私たちの無邪気さを失った瞬間です。 しかし、その無邪気さを取り戻すことは不可能ではありません。 たとえば、思い出してほしいのは、 子どもの頃に何も考えずに好きなことをやっていた瞬間です。 砂場でお城を作ったり、木に登ったりしていたとき、 他の人が何を思うかなんて考えていなかったでしょう。 それは、未来の成功や失敗を気にせず「今」に集中していたからです。 無邪気な心を持っていたからこそ、恐れずに行動できたのです。 大人になった今でも、この「無邪気さ」を意識的に取り戻すことで、 ポジティブな行動や決断を促すことができるでしょう。 例えば、新しい趣味を始めるときに、「私はこれを楽しめる」と純粋に信じてみる。 そして、失敗しても気にしない。 失敗はただの一つの経験で、将来の成功の種です。 日常の中でこの「無邪気さ」を取り戻せる瞬間があります。 それは、友達と無邪気に笑い合っているときや、 ひとりで好きなことに没頭しているとき。 その瞬間、私たちはネガティブなフィルターを外し、 心から楽しんでいるのです。 そうした瞬間を大切にし、 もっと意識的に増やしていくことが、 ポジティブなエネルギーを引き寄せ、より幸せな未来を作る第一歩になります。 だからこそ、過去の失敗や他人の目を気にするのではなく、 自分自身が本当にやりたいことに向かって進んでみてください。 無邪気だった頃の自分を思い出し、 心の中にある「まだできる」という信念をもう一度感じてみましょう。 その無邪気さが、あなたの未来を明るく照らしてくれるはずです。 ──────────── 岸田天道のHPはこちら↓↓ #
by hal-min
| 2024-09-14 12:10
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仏教の中には、末那識(まなしき)という考え方があり、 これは「自我意識」の根源とも言われています。 末那識は、私たちが無意識に抱いている「自分」への執着や、 自己中心的な思い込みを司っている層です。 そして、そのさらに奥には阿頼耶識(あらやしき)という、 未来に影響を与えるあらゆる原因の種が蓄えられている場所があるとされています。 この二つの識は、私たちの「見えない部分」を表現しており、 普段は自覚していないけれども、 人生のあらゆる場面で密かに働いています。 例えば、あなたがふと「あれ、なんでこんなにイライラしているんだろう?」と 思うことがありますよね。 それは、末那識が何かに反応している瞬間です。 職場でちょっとした失敗をしただけなのに、「自分はダメだ」と自己否定が強くなり、 感情が揺れ動いているのかもしれません。 例えば、末那識を会社の社員さんと考えてみてください。 このマネージャーは、心の中で四六時中働き、 「自分の評判」や「どう見られているか」についてやたら気にしています。 例えば、友達と食事に行ったときに急に 「あの人、今私のことどう思ってるんだろう?」と気になったことがあるでしょう。 そういう時、この末那識マネージャーがあなたの頭の中で 「おいおい、ちゃんと自分を守らないと!」と警鐘を鳴らしているのです。 すると、心が狭くなり、気にしなくていいことまで気にしてしまうのです。 一方で、阿頼耶識はその後ろでどっしり構えている社長だとイメージしてみてください。 この社長は、すべてを見守りながら静かに種を蒔いています。 あなたが日々選ぶ行動や思考は、 未来に蒔かれる種となり、やがて花を咲かせます。 ネガティブな思考が続けばネガティブな結果を、 ポジティブな行動を続ければポジティブな未来を引き寄せるのです。 この社長は末那識社員に気づいてほしいのです。 「そんなに心配しなくても、良い種を蒔いていれば未来は大丈夫!」と伝えたいのです。 日常生活でも、SNSを見ていて 「私ってなんでこんなに何もできていないんだろう」と落ち込むことがあるかもしれません。 そういうとき、末那識が「自分が劣っている」と自己批判し始めます。 しかし、そこで立ち止まり、「本当にそれは現実なのか?」と考え直してみてください。 自分を卑下する必要はなく、 ただ自分らしく生きるために少しずつ種を蒔いていけば未来は花開くのです。 阿頼耶識が求めているのは、今を大切にして、 未来のためのポジティブな種を蒔いていくことです。 だからこそ、「今」にフォーカスすることが重要です。 過去や未来ばかり気にしていると、せっかく蒔いた種がしおれてしまいます。 今この瞬間に感謝し、小さな一歩を大切にすることが、 結局は未来の成功への鍵になります。 末那識社員に振り回されず、阿頼耶識社長に感謝しながら 「今」を生きていけば、未来はきっと明るいものになるでしょう😀 ──────────── 岸田天道のHPはこちら↓↓ #
by hal-min
| 2024-09-13 11:43
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私たちは日常生活の中で、 自分でも気づかないうちに心が大きくなったり萎縮したりしています。 心が萎縮するとき、それは大抵の場合、無意識のうちに起こり、 その原因には気づきにくいものです。 では、そんなときにどんな感覚が心の中で生まれているのかを 一緒に少し考えてみましょう。 例えば、小さい頃に横断歩道の白線だけを踏んで歩いた経験がある人もいると思います。そのとき、 地面は平らで、危険はどこにもありません。 それを楽しむ心には恐れがなく、 軽やかに歩けていたことでしょう。しかし、 では、もしその白線の外が100メートルの崖だとしたら? 突然、足元に注意しすぎて、 どんなに小さなミスでも致命的だと感じるようになります。 おそらく、足がすくんでしまい、一歩も踏み出せない状態になるでしょう。 この違いが「心の大きさ」に関係しているのです。 日常の多くの場面では、私たちが恐れていることや不安に感じることの多くが、 実際には「白線の上にいるだけ」の状態で、 そこには100メートルの崖など存在していません。 私たちの心が萎縮してしまうと、 その白線が崖のふちであるかのように感じてしまい、 余計な恐れや不安を抱いてしまうのです。 これを思い出してほしいのは、仕事でミスをしてしまったときや、 友人や家族との人間関係で少し不安を感じたときです。 その場面が本当に命に関わるほどの危険なのか? おそらく、違いますね。実は、アスファルトの上にしっかりと立っているはずです。 そのことを意識すれば、心が萎縮していたとしても、 すぐに少しずつ心を広げていくことができます。 日々の小さな心配ごとに直面したとき、 この「横断歩道の白線」の例え話を思い出してください。 それが、本当のところ、どれほど大きな影響を持つものなのか、 一歩立ち止まって考えてみましょう。 そうすることで、少しでも心が軽くなり、前へ進む勇気が湧いてくるはずでっせ。 ──────────── 岸田天道のHPはこちら↓↓ #
by hal-min
| 2024-09-12 23:51
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